あなたの歯を守る!知っておくべき口腔ケアの基本
症状から記事を探す
今回は毎日行う歯磨きについてのお話です。みなさんは1日に何度歯を磨きますか?
起床後、毎食後、就寝前の計5回出来れば1番良いのですが、お仕事や学校などの都合上なかなか難しいですよね。
一般的には最低でも1日2回(朝と夜)の歯磨きが推奨されています。
就寝中は唾液の量が減るため、寝ている間に口の中の細菌が増えやすく、夜の歯磨きは特に重要です。
また、食後30分以内に歯磨きをすることで、食べ物の残りや酸を取り除く効果が高まります。
1.歯ブラシの選び方
適切なサイズ:口の大きさに合った歯ブラシを選びましょう。小さめのヘッド(毛先)が細かい部分にも届きやすいです。
ブラシの硬さ:歯茎を傷つけないように柔らかめのブラシを選びましょう。
2. 歯磨き粉の選び方
フッ素入り:虫歯予防のためにフッ素入りの歯磨き粉を使いましょう。
適量は?:歯ブラシのヘッド(毛先)の大きさに対して半分の量を使います。
3. 歯磨きの手順
歯ブラシの持ち方:鉛筆を持つように歯ブラシを持ち、軽く握る
歯ブラシの角度:歯と歯茎の境目に対して45度の角度で歯ブラシを当てる
小さく細かく動かす:力を入れずに歯と歯茎の境目に対して細かく動かす。(2歯に対して10回程度)
各部分を順番に:上下の前歯、奥歯の表面、内側、噛む面。左右どちらからでも構いませんが、毎回同じように磨く順番を決めると磨き残しが出にくいのでおすすめです。
2分以上かける:全体を2分以上かけて丁寧に磨きましょう。
奥歯の磨き方
前歯の磨き方
4. 歯間ケア
デンタルフロス:歯と歯の間にフロスを使って食べ物の残りやプラーク(歯垢)を取り除きます。
歯間ブラシ:歯間が広い場合は歯間ブラシを使用します。適切なサイズを選ぶことが重要です。
5.仕上げ
口をゆすぐ:歯磨き粉を吐き出した後、何度もゆすいでしまうと、口の中に残るフッ素の量が少なくなってしまいますので、少ない水で5秒程度のブクブクと1度だけゆすぐ事をおすすめします。
口腔内チェック:鏡を見て、磨き残しがないかチェックしましょう。
ポイント
適度な力加減:強すぎるブラッシングは歯や歯茎を傷つけるので、優しく磨くことが重要です。
歯ブラシの交換:歯ブラシは約1ヶ月ごとに交換しましょう。毛先が開いたらすぐに交換するのが理想です。
毎日のケアを丁寧にすることを心がけ、歯の健康を保ちましょう。
お口の中で気になることやお悩みがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。私たちが全力でサポートいたします。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
当院のインスタグラムはこちら📷 ↓