口臭は歯医者にお任せください
人と話しているときにふと口臭が気になったことはありませんか?
「もしかしたら自分も口臭がするかも」とお悩みの場合は、まずは当院にご相談ください。
口臭の原因は治療が必要なものから、ちょっとした心がけやケアで改善できるものなど、さまざまです。
なかなか人に相談しにくいお悩みではありますが、口臭の原因の多くはお口の中にあります。
お口の専門家である我々がプロの目で見て原因を解明し、口臭に関するお悩みを解決いたします。
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目次
こんなお悩みありませんか?
- 口臭がしていないか不安
- 朝起きたときに口が臭う
- 会話しているときに口臭が気になった
- 口臭を改善したい
- 口臭があるか確認したい
- 口臭が気になり
コミュニケーションが不安
口臭の種類と原因について
生活習慣による口臭
口臭にはさまざまな種類があり、食べ物やタバコによるもの、生理的に起こるもの、病気が原因のもの、心理的なものがあります。
健康な方、誰にでも起こる口臭は生活習慣による口臭です。
■食べ物や飲み物
ニンニクやネギなどの臭いの強い食べ物を摂取したあとに起こる口臭です。
キャベツやブロッコリーなどのアブラナ科の野菜や乳製品も含まれる臭い成分により口臭が発生します。
「臭い成分が歯や口内の粘膜について臭う」「身体に吸収されるときに呼吸や体臭として臭う」こともあります。
歯磨きをしてお口を清潔にし、臭い成分が身体から排出されれば、口臭もなくなります。
■タバコ
タバコ臭といわれる揮発性化合物、ニコチンやタールが歯や口内の粘膜に付着して口臭となります。
呼気の臭いは、タバコを吸ってから45分ほどで消失するといわれています。
■生理的な口臭
緊張したときや寝て起きた直後に臭う口臭で、誰にでも起こります。
身体のメカニズムにより、唾液の分泌量が少なくなるタイミングで起こることが特徴です。
唾液の分泌量が少なくなると、口内細菌の活動が活発になり、発生した臭い成分を唾液で洗い流せないために起こります。
歯垢や歯石が多い方は、臭いが強くなる傾向がありますが、歯磨きや水を飲むことで改善が期待できます。
■ホルモンバランスの変化
妊娠や生理によるホルモンバランスの変化が原因で発生する口臭です。
ホルモンバランスの変化によって唾液の分泌量が減るため、生理的口臭と同じ原理で臭いが発生します。
また、妊娠中はつわりの影響で食生活のリズムが崩れる場合や、歯磨きがしっかりとできない場合があるため、歯垢や歯石が溜まることによって口臭が強くなることが多いです。
■加齢
口臭の素になる臭い物質は、硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイドからなる揮発性硫黄化合物です。
加齢による口臭では、揮発性硫黄化合物のほかに「イソ吉草酸」や「酪酸」という臭い物質が検出されます。
イソ吉草酸や酪酸は足の裏や汗の酸味のある臭いで、加齢とともに増加して年代独特の口臭を引き起こすことがあります。
病的口臭
病的口臭は虫歯や歯周病などの口が原因のものと、身体の病気が原因のものに分けられます。
それぞれ臭いに特徴があり、原因となる病気を改善することで口臭もなくなります。
■口が原因の病的口臭
口臭の多くは口に原因があります。
いずれも硫黄系の温泉街で嗅ぐような腐った卵の臭いや、生ゴミが腐った臭い、ドブのような臭いが特徴です。
・歯の清掃不良による口臭
歯磨きが正しくできていないと、歯垢や歯石が溜まって口臭がひどくなります。
歯についた歯垢・歯石のほかに、舌に溜まる「舌苔(ぜったい)」も口臭の原因となります。
・虫歯による口臭
虫歯が進行すると、穴に詰まった食べかすや歯の神経が腐り、臭いを放ちます。
・歯周病による口臭
歯周病は、とくに口臭との関連が強い病気です。
歯周病菌は歯周ポケットの中でメチルメルカプタンを大量に作る習性があり、歯周病になると比較的初期の段階から口臭を感じる場合があります。
歯周病は自覚症状がないままゆっくりと進行する病気のため、鼻が口臭に慣れてしまい、本人は臭いになかなか気づかない傾向があります。
・壊死性軟組織疾患や口腔癌などの病気による口臭
そのほかの口内の病気によって、病巣から出る臭いが口臭となる場合があります。
■身体の病気が原因の病的口臭
・糖尿病による口臭
低血糖のときに発生するアセトン臭が呼気に混ざって口臭となります。
アセトン臭は、すっぱくて発酵したリンゴのような臭いです。
また、糖尿病になると歯周病が悪化しやすく、唾液の分泌量が減るため、口臭が発生する可能性も高くなります。
・呼吸器系疾患による口臭
肺がん、肺気腫などが原因で、肉が発酵したような臭いが呼気に混ざり、口臭となります。
咽頭、気管支、肺へのカンジタ感染では、甘い臭いがすることが特徴です。
・消化器系疾患による口臭
胃がんや逆流性食道炎による口臭です。
肉が腐ったような臭いがします。
・肝臓疾患による口臭
肝硬変や肝臓がん、肝機能の低下が起こるとアンモニアを代謝できなくなるため、呼気にアンモニア臭が混ざることがあります。
・トリメチルアミン尿症による口臭
魚が腐ったときに出る「トリメチルアミン」という臭い物質が体内で作られる病気です。
魚臭症とも呼ばれ、鮮度の悪い生魚のような口臭がします。
・常用している薬の影響による口臭
抗うつ剤、血管収縮剤、抗ヒスタミン剤、筋弛緩剤、食欲抑制剤は、唾液の分泌量を減らす作用があります。
これらの薬を常用している場合は、唾液分泌量の低下による口臭が起こる場合があります。
心理的口臭
ストレスやトラウマ、対人関係への不安など、心の問題からくる口臭です。
実際の口臭はなく、口臭がするという思いこみである場合が多いです。
歯医者で口臭検査を受けて数値的に口臭がないことの確認や、心理カウンセリングによって元凶となる心の問題を解決することで改善が期待できます。
LION歯科・矯正歯科での
口臭に対する治療
■歯垢・歯石の除去
口臭の原因となる歯垢や歯石をクリーニングやスケーリングで除去します。
■口臭の原因となる病気の治療
虫歯や歯周病などの病気が口臭の原因となっている場合は、治療を行います。
■歯磨きや生活習慣に関するアドバイス
まずは、歯垢や歯石を溜めないように、歯磨きのアドバイスをさせていただきます。
歯垢は毎日溜まるため、口臭予防のためには、自宅で正しく歯磨きをしていただくことが何より大切です。
そのほか、喫煙習慣や食習慣などの生活習慣を伺い、口臭改善のためにできることがあれば、お話しさせていただきます。
治療の必要がない生理的口臭が気になる場合は、対策方法を具体的にお伝えいたします。
口臭の対処法・予防法
正しい歯磨き
口臭を改善するには、正しい歯磨きで歯と舌の汚れ(舌苔)を落とすことが大切です。
毎日、できれば毎食後に歯磨きを行いましょう。
歯と歯の間にある汚れはフロス、舌は舌専用の歯ブラシを使ってやさしく磨きましょう。
口臭はとくに舌の汚れから発生することが多いです。
舌の汚れとは、舌を観察して、表面についている白い苔のようなものです。
■舌磨きのポイント
舌専用のブラシか毛のやわらかい歯ブラシを用意します。
舌はやわらかくデリケートなため、やさしくこすりましょう。
鏡を見て、舌を前に押し出すと、舌が山のような形になります。
舌が一番盛り上がっているところから先端に向かって、ゆっくりとなでるようにしてこすりましょう。
2〜3回繰り返したら完了です。
強い力でゴシゴシとこすると舌が傷ついて痛くなる場合や、舌の表面が変化して余計に汚れが溜まりやすくなる場合があるため気をつけましょう。
食事はたくさん噛むことを意識する
唾液には天然の口臭予防効果があるため、食べ物をよく噛むようにすると、唾液がたくさん出て口臭を予防することが期待できます。
唾液が出ると、歯垢や食べかす、口臭の元となる臭い成分を洗い流してくれるため、口臭が起こりにくくなります。
また、さつまいも、キャベツ、ゴボウのような食物繊維が豊富な食べ物は、噛みごたえがあり、よく噛むことで歯や舌の汚れをこすり落としてくれる作用があります。
口臭の原因となる歯垢や舌の汚れが少なくなるため、口臭のリスクも低くなります。
食事をゆっくりと摂ることを心がけ、よく噛むようにしましょう。
1口30回ほど噛むと、より効果的です。
よく噛める食事にするために、やわらかいものだけでなく、噛みごたえのある野菜をメニューに組み込むことも意識しましょう。
よく噛むことは食べ物の消化を助け、脳の活性化にもつながります。
口臭予防以外にも効果が期待できるため、健康のためにも取り入れてみましょう。
唾液腺をマッサージする
口が乾いて口臭が起きている場合は、唾液腺のマッサージで唾液の分泌量を増やしましょう。
マッサージをすることで、唾液腺が刺激されてお口の中が潤います。
■唾液腺マッサージのポイント
唾液腺は耳の下、顎の下、舌の下にあります。
この3箇所を重点的にマッサージしましょう。
・耳の下
耳の下には、耳下腺という大きな唾液を作る場所があります。
耳の斜め前、上の奥歯のあたりに3〜4本の指を添えて、後ろから前に向かってくるくると円を描くようにマッサージします。
10回ほど行いましょう。
・顎の下
下顎のラインに人差し指と中指をあて、親指を顎の下に当てます。
耳の下から下顎の先に向かって、親指で順番にやさしくプッシュしましょう。
顎のラインに沿って1箇所につき5回ほどプッシュします。
・舌の下
両手の親指を立てて手を握り、下顎の真ん中に添えます。
真下から舌を押し上げるイメージでやさしくプッシュします。
10回ほど繰り返しましょう。
よくある質問
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口臭は何科を受診すべきですか?
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口臭の原因は口の中にあることが多いため、迷わず歯医者を受診しましょう。
歯医者で原因が見当たらない場合は、全身的な病気が口臭の原因の可能性があるため、アドバイスができます。
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口臭があるか調べたいです。
方法はありますか? -
はい。
口臭測定器を使うと、口臭の有無や強さが数値でわかります。
また、口臭がある方は歯垢が多くついていたり、歯周病に罹っていたりするため、お口の中を観察すると口臭リスクの高さを予測できる場合があります。
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フロスについた歯垢が臭いです。
口臭があるということですか? -
歯垢そのものが臭いため、フロスについた歯垢が臭いからといって、口も臭いわけではありません。
歯磨きとフロスで適切な歯磨きができていれば、基本的に口臭は起こりません。
-
誰に聞いても口臭はしないと言われます。
みんな気を遣ってくれているのでしょうか? -
何人かに聞いて口臭がしないと言われているなら、本当に口臭がない可能性があります。
お口の状態をみることで口臭があるか確認できることが多いため、一度診察にいらしてください。
-
副作用で口が渇く薬を飲んでいます。
口臭は諦めないといけませんか? -
病院で相談して口が乾かない薬に変更できないか相談してみることがおすすめです。
もし代わりの薬がないときは、お口を潤す口腔保湿剤を使うなど、口臭対策のためのケアを強化しましょう。
著者 Writer
- 横井 宏幸
- 役職:理事長
診療日:火・水・木・金・土
医療人として、人間として、
「信頼される歯科医院」を目指します。
【経歴】
神奈川歯科大学 歯学部 卒業
明海大学病院歯周病科 入局
2014年4月2日 LION歯科・矯正歯科 開院
【資格】
日本歯周病学会 認定医
歯科医師臨床研修指導医
歯科医師
【所属】
日本歯周病学会
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診療案内
一般歯科
虫歯や詰め物の脱離、口内炎などのさまざまな症状を治療します。
当院では治療に高倍率ルーペを使用することで、肉眼で行う処置よりも精密な診査・診断・治療が可能となっております。
歯周病治療
マイクロスコープやEr:YAGレーザーを使用して、歯周病の早期発見と再発の起こりにくい治療が可能です。
当院には歯周病でお悩みの患者さんが、セカンドオピニオンとして毎月多数来院されます。
院長が歯周病学会認定医のため、経験豊富な専門的知識と技術を駆使し、治療を行います。他医院で抜歯と診断された方も歯を残せる可能性があります。
歯周病でお悩みの方は、ぜひご相談下さい。
神経がない歯のウォーキングブリーチ治療
歯の神経が死んでしまった失活歯や無髄歯が黒ずむ現象は、多くの患者様にとって大きな悩みのひとつです。特に前歯など、日常のコミュニケーションで目立つ場所に変色が生じると、その影響は見た目や自信にも関わることがあります。しかし、通常のホワイトニングではこの変色を改善することはできません。 ウォーキングブリーチは、失活歯の内部に漂白剤を入れ、内側から変色を除去して白さを取り戻す治療法です。外見だけでなく、患者様の笑顔にも自信を取り戻していただけるホワイトニング技術です。
ホワイトスポット治療(icon)
前歯の表面に白斑(ホワイトスポット)が急に出来た、または前からあって気になるなどのお悩みの方はいませんか?アイコン治療は、ホワイトスポットを削らずに改善するための治療法です。この治療は虫歯の進行を抑え、審美的な改善を図ることができるため、「白いところが気になるけど歯はなるべく削りたくない…」、「気になるけど、歯科医院で“削る必要がないからそのままで良い”と言われた」等のお悩みのある方におすすめの治療法です。
スポーツ用マウスピース
(マウスガード)
スポーツマウスガードは、プレイヤーの安全とパフォーマンスを守る欠かせない装置です。LION歯科・矯正歯科のスポーツマウスガードは、高い保護力と快適な装着感を両立し、さまざまな競技に対応しています。 プロ選手からアマチュアまで、多くの方々に信頼されている当院のスポーツマウスガードで、安心してスポーツを楽しみませんか?
セラミック治療・審美歯科
「セラミックで審美性の高い被せ物や詰め物を入れたい」という患者さんのご希望にお答えできるよう、リーズナブルな価格で行えるセラミックを揃えております。
他院で複数の白い歯の治療をお考えの方や銀歯が気になっている方は、ご相談下さい。
インプラント治療
インプラント治療は人工歯根を骨に埋入して、失った歯の機能を回復する治療方法です。
仕上がりが天然歯に近く、入れ歯やブリッジのように隣接する歯や歯茎に負荷をかけないため、長期的に見るとより多くの歯を残すことが可能です。
根管治療
(マイクロスコープ)
マイクロスコープは、「肉眼で確認できないほどの小さな虫歯、歯石の発見」「歯の根の感染源の除去」を従来よりも精密に行うことができます。
肉眼よりも細かい部分に潜む感染源を精密に除去するこで、すべての患者さんの「なかなか治らない」にお応えしていきます
矯正・
インビザ
ライン
「お子さまの将来の歯並びが心配」「歯並びが悪くて自信が持てない」「噛み合わせが悪くて食べ物がよく噛めない」などのお悩みを矯正治療で改善します。
当院では小児矯正から成人矯正まで、幅広い年齢層の治療が可能です。
また、短期間で行えるマウスピース矯正や気になるところを部分的に治す部分矯正にも対応しており、患者さんのご希望を考慮した治療方法をご提案いたします。
親知らずの抜歯
親知らずが骨の中に埋まっているような難症例では、親知らずの根が下顎を通る神経の束(下顎管)に接している場合があり、CT撮影にて3次元的に親知らずと下顎管の距離を把握することが大切です。
当院にはCT撮影が可能なレントゲンがあるため、大学病院に紹介されるような難易度の高い親知らずの抜歯も安全に行えます。
ホワイト
ニング
当院では、歯科医院にて治療を行う「オフィスホワイトニング」、患者さんがご自宅で行う「ホームホワイトニング」、2つを組み合わせて行う「デュアルホワイトニング」が可能です。
初診時に歯科医師がお口の中を確認し、施術時に知覚過敏やそのほかの副作用が出やすいかどうかなどをしっかりと確認いたします。
検診・
クリーニング
お口の健康維持や詰め物・被せ物・インプラントなどを長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスや歯磨き方法の見直しなどが大切です。
当院では3ヶ月から半年に一度来院していただき、虫歯や歯周病の有無などをチェックすることをおすすめしています。
小児歯科
小児歯科はお子さまの成長や乳歯の特性などを考慮して、適切な方法を選択することが大切です。
小児歯科に精通した歯科医師が適切に診断を行ったうえで、焦らず、じっくりとお子さまと向き合い、お子さんの受け入れられる範囲を見極めてスピーディに治療します。
入れ歯
保険適用の入れ歯から自費の入れ歯まで、しっかりと噛めるように丁寧に作製いたします。
審美性を考慮した入れ歯やより強度や適合性の高い入れ歯作製にも対応できますので、お作り直しをご希望の方もご相談ください。
親知らずの移植
歯を失った部位に、インプラントやブリッジではなく機能していない(噛んでない)親知らずを移植して、欠損部位の機能回復はかります。
食べ物の歯ざわりなどの感覚をできるだけ残せるというメリットがあります。
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