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知覚過敏の症状・原因とは?治療方法についても詳しく紹介します! イメージ

知覚過敏の症状・原因とは?治療方法についても詳しく紹介します!

知覚過敏の症状・原因とは?治療方法についても詳しく紹介します!

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冷たいものが沁みる?その原因は?

冷たいものを飲食している時に瞬時的な痛みがあったり、歯に歯ブラシの毛先や風があたっただけで歯が沁みたり、そんな経験をした事がある方も多いのではないでしょうか。その原因はもしかしたら知覚過敏かもしれません。 

 

知覚過敏とは

知覚過敏は、歯のエナメル質が薄くなったり、歯肉が退縮したりすることで、歯の内部の象牙質が露出し、外部からの刺激に対して過敏に反応する状態を指します。冷たいものや熱いもの、甘いものや酸っぱいもの、あるいは風などの刺激によって歯が痛むことがあります。

※象牙質とは 象牙質(ぞうげしつ)とは、歯の構造を構成する主要な成分の一つです。歯の内部に位置し、エナメル質とセメント質に囲まれています。象牙質は、主にコラーゲンとハイドロキシアパタイトから成る硬い組織であり、歯の強度と弾力性を提供します。また、象牙質には微細な管(象牙細管)が多数存在し、これらの管を通じて神経や血管が通っています。これにより、歯の感覚や栄養供給が行われます。

 

知覚過敏の原因

知覚過敏の原因はさまざまですが、主なものは以下の通りです。

歯肉退縮歯肉が退縮すると歯の根元部分が露出し、象牙質が外部の刺激にさらされやすくなります。

エナメル質の摩耗過度なブラッシングや研磨剤の多い歯磨き粉の使用によって、エナメル質が摩耗し、象牙質が露出します。

歯のひび割れ:噛み合わせの不調や歯ぎしりなどによって歯にひびが入ると、その部分から刺激が伝わりやすくなります。

くさび状欠損(WSD)くさび状欠損とは、歯と歯茎の境目(歯頚部)の歯質が、くさび状にえぐられたような欠損が生じている状態のことをいいます。 歯に何らかの力が加わって摩耗した状態のことを指すため、歯の摩耗症といわれることもあります。

歯周病歯周病が進行すると歯肉が退縮し、象牙質が露出します。

酸蝕症:酸性の飲食物の摂取が多いと、歯のエナメル質が溶け、象牙質が露出する原因となることがあります。

 

知覚過敏の症状

知覚過敏の主な症状は、以下のような外部刺激に対する鋭い痛みです。

鋭い痛み冷たい飲み物や食べ物、熱い飲み物、甘いもの、酸っぱいものを摂取した際に鋭い痛みを感じます。

空気の刺激冷たい空気を吸い込むと痛みが生じることがあります。

ブラッシング時の痛み歯ブラシやデンタルフロスを使用する際に痛みを感じることがあります。

 

知覚過敏の改善方法

①適切なブラッシング  知覚過敏を改善するためにブラッシングのポイントを抑えましょう。

・やわらかい歯ブラシを利用する

・歯ブラシを持つ際は鉛筆持ちで優しく円を描くように磨く

・歯磨き粉は多めにつける

・知覚過敏の症状が出ている部分を一番最初に磨く

・歯磨き後のうがいは最小限に

硬いブラシは歯肉やエナメル質を傷つける可能性があり、知覚過敏を悪化させることがあります。なるべく柔らかいブラシを選び、優しく当てて小刻みに磨くことを心がけましょう。

②知覚過敏用の歯磨き粉の使用 歯磨き粉を選ぶ際には以下のポイントを押さえて選ぶと効果的です。

硝酸カリウムの有無硝酸カリウムは、カリウムイオンの働きで歯の神経にダイレクトに刺激が伝わるのを防ぐ役割があります。早く症状の緩和が期待できるのが特徴で、ブラッシングの際にあるチクっとした痛みに効果的です。

乳酸アルミニウムの有無乳酸アルミニウムは、象牙質にある象牙細管とよばれる無数の小さな穴を塞ぎ、痛みを神経に通じにくくする効果を期待できます。持続性があると言われているため、飲食時に出る痛みに効果があります。

高濃度フッ素(1,450ppm)の有無高濃度のフッ素が歯に作用することで、歯の表面のエナメル質を補修して強化することができます。また、虫歯を予防します。

研磨剤が無配合研磨剤は、歯の表面の汚れや着色を落としやすくする役割が期待できます。しかし、知覚過敏の人が研磨剤の配合された歯磨き粉を使用すると、象牙質は削られてしまい、より知覚過敏の症状がひどくなることも。知覚過敏の症状が強く出ている時は、研磨剤が無配合の歯磨き粉を選択しましょう。

歯科医院での治療法

フッ素塗布フッ素はエナメル質を強化し、歯の敏感な部分を保護します。

歯のコーティング剤の使用知覚過敏を引き起こす露出した象牙質をカバーするために、歯科用コーティング剤が使用されます。

CR充填レジンを使って露出した歯根や象牙質をカバーし、知覚過敏を軽減します。

レーザー治療特定のレーザー治療が知覚過敏の症状を和らげるために使用されることがあります。レーザーは歯の神経を過敏に反応しないようにする効果があります。

根管治療非常に重度の知覚過敏の場合、歯の神経を除去する根管治療が行われることがあります。これにより、知覚過敏の症状を改善することが出来ます。ただ、歯の神経を抜くというのは、様々なマイナス面がありますので、歯科医でも最終手段の治療として行われます。

 

知覚過敏は多くの人が経験する歯の悩みですが、適切なケアと予防策を講じることで、その症状を軽減することができます。定期的な歯科検診を受け、歯と歯肉の健康を維持することが大切です。

 

お口の中で気になることやお悩みがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。私たちが全力でサポートいたします。

皆様のご来院を心よりお待ちしております。

 

 

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著者 Writer

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東 冬一郎
役職:理事
診療日:月・火・水・木・土

【経歴】
神奈川歯科大学 歯学部 卒業

【資格】
歯科医師

【所属】
日本補綴歯科学会
日本歯周病学会
神奈川歯科大学 大学院 歯学研究科
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