歯の黄ばみの原因とは?|対策や予防法
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「昔より歯が黄色くなった気がする」
「白い歯に憧れるけど、どう対策したらいいかわからない」
このようなお悩みを抱えている方はいませんか?
実は、歯が黄ばむと、見た目年齢が3歳以上老けて見えると言われています。
今回は、「歯の黄ばみの原因」と「今日からできる対策や予防法」について、わかりやすくご紹介します。
歯の黄ばみの主な原因
歯が黄色く見える理由は、大きく分けて2つあります。
外因性変色(着色・ステイン)
・コーヒー・紅茶・赤ワインなどの色素の濃い飲食物
・タバコによるヤニ汚れ
・不十分な歯磨きや、磨き残しによるプラークの沈着
これらの着色は、歯の表面(エナメル質)に色素が沈着することで起こります。
内因性変色(加齢や治療の影響)
・加齢による象牙質の黄変
・神経を取った歯の失活歯変色
・幼少期のテトラサイクリン歯(薬剤による変色)
・遺伝的な歯の色の個人差
内因性の変色は、歯の構造自体が変色しているため、通常のクリーニングでは改善が難しいのが特徴です。
歯の黄ばみを防ぐための生活習慣
黄ばみの進行を防ぐには、毎日のケアと生活習慣の見直しがカギになります。
食後のうがい・水分摂取
紅茶・赤ワイン・カレー・チョコレートなど、色素の強い飲み物や食べ物は着色の原因になります。
摂取後すぐに口をゆすぐ、または水を飲むことで、歯の表面に色素が沈着するのを防げます。
禁煙・節煙
タール成分は非常に着色性が強いため、喫煙習慣は黄ばみの大きな原因になります。
歯の黄ばみだけでなく、歯周病や口臭のリスクも高まります。
禁煙・節煙は、口元の清潔感を保つために非常に効果的です。
正しい歯磨き習慣を身につける
毎日の歯磨きで、ステインやプラーク(歯垢)を蓄積させないことが大切です。
歯ブラシだけでは60%の汚れしか落とすことができないと言われています。
歯間ブラシやフロスなどの補助清掃用具を使い正しい歯磨き習慣を身につけましょう。
ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使用する
ホワイトニングタイプの歯磨き粉には、ステイン除去や再付着防止の成分が含まれているものがあります。
歯の黄ばみに対する歯科医院での治療
黄ばみの程度や原因によって、歯科では以下のような対策が行われます。
・歯面清掃(PMTC/エアフロー)
超音波や研磨剤、最新機器(エアフローなど)を使って歯面のステインやバイオフィルムを除去します。
外因性に黄ばみには特に即効性があります。
・ホワイトニング
ホワイトニング剤を使って、歯の内側から白くする治療法です。
ホワイトニングには、3つの種類があります。
オフィスホワイトニング
歯科医院で行うホワイトニングです。
高濃度の薬剤とライトを使用し、1回でも白さを実感しやすいのが特長です。
ホームホワイトニング
ご自宅でマウスピースと専用ジェルを使ってじっくり行う方法。
ゆっくり白くなり、色戻りしにくいのが特長です。。
デュアルホワイトニング
上記2つを併用する方法です。
即効性と持続性の両方を兼ね備え、最も高い効果が期待できます。
・ラミネートベニア・セラミック治療
変色の強い歯やホワイトニングでは効果が出にくいケースでは、セラミック素材を使って見た目を整える選択肢もあります。
見た目だけでなく、耐久性や審美性にも優れています。
まとめ
歯の黄ばみは、原因を見極めたうえで、適切なケアと治療を選ぶことが何より大切です。
「ただの汚れ」だと思っていたら、実は内部の変色だったというケースも少なくありません。
清潔感のある白い歯を手に入れることで、笑顔にも自信が持て、第一印象も大きく変わります。
歯の黄ばみでお悩みの方は、ぜひ一度当院までご相談ください。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
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