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横顔の印象を変える出っ歯の原因と治療法とは

出っ歯(上顎前突)とは?原因・悪影響・治し方を詳しく解説

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矯正治療

 

出っ歯(上顎前突)とは何か?

出っ歯」という言葉は日常的に使われますが、歯科用語では「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」と呼ばれます。

上あご側、特に前歯が前方に出ていて、口元が突出して見える状態を指します。

横顔から見たときに、上の前歯が下の前歯よりも前に大きく出ていると「出っ歯傾向あり」と判断されることが多く、一般的な差が 2〜3mm 程度であるところ、5mm以上の差があると出っ歯と診断されることがあります。

 

 

出っ歯がもたらす影響・デメリット

出っ歯だからといって治療が必須、というわけではありませんが、次のような影響が出やすいため、「見た目以外の理由」でも早めに対処を考える方が安全です。

 

 

たとえば、出っ歯で前歯の噛み合わせが不充分だと、無意識に前歯を使わず奥歯で頑張るようになり、結果として奥歯に過大なストレスがかかってしまうこともあります。

また、口呼吸になりやすい点も見過ごせません。

口が開いている時間が長いと、唾液が蒸発し口内が乾燥し、細菌が繁殖しやすくなります。

その結果、むし歯や歯周病のリスクも高まります。

 

 

なぜ「出っ歯」になるのか? 原因を分類する

出っ歯になる要因は一つではなく、遺伝的(先天的)な要因と、習慣・癖(後天的要因)が絡み合っていることが多いです。

先天的要因(骨格・遺伝)

・顎の骨格のバランス:上顎が前方に出ていたり、下顎が小さいなど、骨格レベルでのズレがある場合

・歯の大きさ、形態:前歯が大きめ、または本数が多めなどで、自然と前に押し出されやすい

・遺伝:家族に似た口元の人がいる、というケースが少なくありません

これらは成長期の段階から影響を受けやすいため、子どもの頃の見た目や歯並びに注意することが大切です。

後天的要因(習慣・癖・環境)

・指しゃぶり、おしゃぶり:乳幼児期に長く続くと、前歯が前に押されやすくなります

・舌癖(ぜつへき):舌を常に前に押し出す癖があると、前歯に負荷がかかります

・口呼吸、口をぽかんと開ける癖:唇が歯を押さえる力が減るため、歯が前に出やすい

・食事、姿勢、頬の筋肉の使い方:口周りの筋肉バランスがアンバランスだと歯並びに影響

・慢性的な咀嚼偏り:片側だけで噛む習慣など

つまり、出っ歯傾向を早めに察知できると、悪化を防ぐ習慣改善ができる可能性があります。

 

 

どのように「治すか」:矯正治療の選択肢

 

出っ歯を改善する方法は、症例の程度や年齢、希望、費用感によって異なります。

以下、主な治療法を挙げます。

1.ワイヤー矯正(歯列矯正)

最も一般的な方法です。歯を動かす力をワイヤーでかけ、前後・上下の位置を調整します。

「インビザライン矯正とワイヤー矯正あなたに合うのはどっち?」のコラムはこちらから

2.マウスピース矯正(インビザラインなど)

透明な装置を使い、取り外し可能な矯正。見た目を重視したい方に人気です。

目立たない部分矯正「インビザラインGO」とは?』のコラムはこちらから

3.部分矯正(前歯のみ)

前歯や上顎の一部だけにアプローチする矯正。症例が軽度であれば、治療期間・コストも抑えられることがあります。

4.外科矯正(顎変形症に対処)

骨格的に上顎・下顎のズレが強い場合は、外科的処置を併用する矯正が必要になるケースがあります。

5.補助装置・顎間ゴムなど

矯正治療中に用いる補助的な装置を併用して、理想の咬合に誘導する方法。

 

どの方法を選ぶかは、あなたの年齢・顎の成長状況・出っ歯の度合い・口元のバランス・予算・見た目の希望等を踏まえて、担当医と相談して決めることが大事です。

 

 

 

治療時期と予防のポイント

治療を始めるタイミング

・子ども(成長期)

顎骨が成長する時期は矯正の効果が高まりやすいため、早期発見・早期介入が望ましいです。

・成人以降

成長が終わっていても矯正治療は可能です。ただし、骨の硬さや歯根への負荷を考慮した治療設計が必要です。

 

日常でできる予防・改善ポイント

・指しゃぶりや舌で前歯を押す癖を早めにやめる

・口呼吸ではなく、なるべく鼻呼吸を心がける

・正しい姿勢・かみ合わせを意識して食事をする

・定期的に歯科でチェックを受けることで、歯並びの問題を早期発見

 

 

まとめ:出っ歯が気になる方は当院へご相談ください

 

出っ歯は、見た目の印象だけでなく、噛み合わせ・発音・むし歯や歯周病のリスクなど、口腔全体の健康にも関わる問題です。

原因や治療法は一人ひとり異なるため、まずは正確な診断が大切です。

当院では、マウスピース矯正(インビザライン)やワイヤー矯正、部分矯正など、患者様のご希望や症状に合わせた治療方法をご提案しています。

また、精密検査(CT・口腔内スキャン・顔貌写真)をもとに、見た目と機能の両面から最適な治療計画を立てています。

「出っ歯を治したい」「口元をすっきりさせたい」とお考えの方は、ぜひ一度当院へご相談ください。

矯正治療を通じて、自然で美しい笑顔を取り戻すお手伝いをいたします。

 

 

著者 Writer

著者画像
平井 佑弥
役職:理事/歯科医師

診療日:月・火・木・金・土



【経歴】

長崎大学 歯学部 卒業

神奈川歯科大学附属横浜クリニック成人歯科歯内療法部門入局

横浜市、藤沢市の歯科医院にて根管治療専門で非常勤勤務



【資格】

歯科医師



【所属】

日本顕微鏡歯科学会

日本歯内療法学会

日本歯周病学会

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