歯周病の症状と重症化のサインとは
歯周病
「歯茎が下がってきた気がする」
「歯がグラグラする」
「口臭が気になる」
このような症状がある場合、歯周病が進行している可能性があります。
歯周病は初期段階では痛みがほとんどなく、自覚症状が少ないまま進行するのが特徴です。
気づいたときには重症化しているケースも少なくありません。
本記事では、歯周病の症状やそれぞれの進行過程・重症化のサインをわかりやすく解説します。
歯周病とは
歯周病とは、歯と歯茎の間にたまった細菌(プラーク)によって歯茎に炎症が起こり、最終的には歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまう病気です。
初期の段階では「歯茎が少し腫れる」「歯磨きで血が出る」といった軽い症状が中心で、強い痛みはほとんどありません。
そのため、自覚がないまま進行してしまうケースが多いのが特徴です。
しかし、進行すると歯茎が下がったり、歯がグラグラしたりと症状が悪化し、最終的には歯を失ってしまうこともあります。
また、歯周病は日本人の成人の多くがかかっているとされる非常に身近な病気であり、「歯を失う原因の第1位」とも言われています。
歯周病が進行するとどうなるのか
歯周病は、歯と歯茎の間に細菌が溜まり、炎症を起こすことで始まります。
進行すると、
・歯を支えている骨(歯槽骨)が溶ける
・歯を支えられなくなる
という状態になり、最終的には歯が抜けてしまいます。
歯周病の進行過程とそれぞれの症状
歯周病は、初期段階ではほとんど自覚症状がないまま進行し、気づいたときには重症化していることも少なくありません。
進行の段階ごとに現れる症状を知っておくことが、早期発見・早期治療につながります。
■初期(歯肉炎)
・歯茎が赤く腫れる
・歯磨きの際に出血する
・痛みはほとんどない
この段階では、歯茎に炎症が起きている状態ですが、歯を支える骨にはまだ影響は出ていません。
適切なケアを行えば、健康な状態に戻すことが可能です。
■中等度歯周炎
・歯茎の腫れや出血が続く
・口臭が気になるようになる
・歯茎が下がり、歯が長く見える
・食べ物が詰まりやすくなる
炎症が歯茎の奥にまで広がり、歯を支える骨が少しずつ溶け始めます。
この段階からは、歯科医院での専門的な治療が必要になります。
■重度歯周炎
・歯がグラグラする
・歯茎から膿が出る
・噛むと痛みがある/噛みにくい
・強い口臭がある
歯を支える骨が大きく失われている状態で、歯を残すことが難しくなるケースもあります。
場合によっては抜歯が必要になることもあります。
■放置した場合(末期)
・歯が自然に抜ける、または抜歯になる
・噛めない状態になる
・見た目の変化(歯茎が大きく下がる)
ここまで進行すると、歯の保存は困難となり、インプラントや入れ歯などの治療が必要になります。
まとめ
歯周病は、早期発見・早期治療が鍵です。
進行すればするほど治療が複雑になり、身体的・経済的負担も大きくなります。
しかし、初期段階であれば、適切なセルフケアと歯科医院での定期的なメンテナンスで回復が可能です。
少しでも違和感や出血に気づいたら、早めの受診を心がけましょう。





