口腔カンジダ症とは?症状・受診先・市販薬について解説
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「口の中が白くなっている」 「舌がヒリヒリする」 「うがいをしても治らない」
このような症状が続いている場合、口腔カンジダ症が原因かもしれません。
「市販薬で治せるの?」「何科に行けばいい?」といった疑問を持つ方も多いため、今回はわかりやすく解説します。
口腔カンジダ症ってどんな病気?
口腔カンジダ症は、カンジダ菌というカビの一種が口の中で増えすぎることで起こる感染症です。
カンジダ菌はもともと多くの人の口の中に存在しており、普段は悪さをしません。
しかし免疫力の低下や、抗生物質の使用などで口内のバランスが乱れると、菌が増殖して症状があらわれます。
こんな症状はありませんか?
・舌や頬の内側に白いコケ状のものが付いている
・白い付着物をぬぐうと赤くただれている
・口の中や舌がヒリヒリ・ピリピリする
・食べ物や飲み物がしみる
・口角がただれてひび割れる
痛みがないケースもあるため、「汚れかな?」と見過ごしてしまいがちです。
気になる症状があれば放置しないようにしましょう。
なりやすい人は?
・入れ歯を使っている方
・抗生物質やステロイド薬を使用中の方
・糖尿病などの持病がある方
・高齢の方・乳幼児
・口が乾きやすい方(ドライマウス)
・マウスピース矯正・リテーナー・ナイトガードを使用している方
ただし、睡眠不足や過労で免疫が落ちているときは、健康な方でもかかることがあります。
マウスピースやリテーナーは装着中に唾液が行き届きにくくなるため、口が乾燥しやすくなります。
また洗浄が不十分だと器具自体に菌が繁殖するため、使用後の洗浄と装着前後の歯磨きを習慣にしましょう。
何科を受診すればいい?
口の病気だから歯医者?内科?と迷う方が多い症状です。
✔️歯科・口腔外科
口の中の白い付着物や口角のただれが主な症状の場合はこちらへ。
入れ歯や矯正器具が原因のケースも対応できます。
✔️内科・耳鼻咽喉科
のどの違和感や飲み込みにくさが強い場合、糖尿病などの持病がある場合はこちらが向いています。
✔️皮膚科
口角炎など皮膚のただれが目立つ場合はこちらも選択肢です。
迷ったときは、まずかかりつけの歯科や内科に相談するのがスムーズです。
市販薬で治せる?
「口腔カンジダ 市販薬」と検索する方は多いですが、注意が必要です。
現在、日本では口腔カンジダ症に対応した市販の抗真菌薬はほぼありません。
ドラッグストアで買える口内炎薬や殺菌うがい薬は、カンジダ菌への効果は限定的です。
口腔カンジダ症の治療には、市販薬での対応は難しく、医療機関での診断と適切な処置が必要です。
「なかなか治らない」と感じている方は、自己判断で様子を見続けるよりも早めに受診することをおすすめします。
予防・再発を防ぐためにできること
・食後のうがい・歯磨きをていねいに行う
・入れ歯・矯正器具は毎日洗浄・消毒する
・口の乾燥を防ぐためこまめに水分補給する
・吸入ステロイドを使っている方は使用後に必ずうがいする
よくある質問
Q.人にうつりますか?
A. 日常的な接触でうつることはまれですが、免疫が低下している方や乳幼児には注意が必要です。
Q.繰り返しなる場合はどうすれば?
A. 糖尿病や免疫疾患など、基礎疾患が隠れているケースもあります。再発が続く場合はかかりつけ医での検査をおすすめします。
Q. 舌苔と口腔カンジダの違いは?
A. 見た目は似ていますが別物です。舌苔はセルフケアで改善できる場合がありますが、ぬぐったあとに赤くただれている場合や痛みがある場合は口腔カンジダの可能性があります。気になる場合は一度受診で確認しましょう。
担当医からのコメント
口腔カンジダ症は市販薬では対応が難しく、気づかないまま放置してしまうケースも少なくありません。
マウスピース矯正中の方や入れ歯をお使いの方は特に器具の洗浄を意識していただき、
「なんか口の中がおかしいな」と感じたら早めにご相談ください。
定期的な検診・クリーニングもあわせて受けることをおすすめします。




